40代の過去を思い出して懐かしむ日記

捨てられない物や思い出

ブラック企業の思い出

以前勤めていた会社では、自分がいた建屋だけで300人程の人が働いていた。
そのほとんどが開発部門や生産技術部門の人員だった。
90年代末に新入社員として配属されたのだが、そもそも大学生の時に特にやりたい仕事は無かった為、なんとなく入社試験を受けたのがここだった。
新人研修が終わり部署に配属された1週間後から、会社を出るのが23時を過ぎていた...。
2年目、3年目になるにつれて帰宅時間が真夜中になる事が普通になり、23時に帰ると早く帰りすぎてソワソワするという感覚に陥っていた。
毎日その状態でも週末は釣り/スノーボード/ジェットスキー/BBQ/合コン..という様に忙しく遊びまくっていた。それでも疲れは感じなかった。
若かったのでやっていけたとは思うが、今になってよく考えるとこの会社の年齢層は20,30代ばかりでそれ以上は偉い人しかいなっかったように思う。
30代前半で嫌になり転職していた人が多かったのだろう..。
当時はブラック企業という言葉は無かったが、どう考えても真っ黒だったと思う。
という自分も途中でやめたが..
その後は結局業績悪化で数年前に潰れていた..。
社員に無理をさせる会社はどれだけ仕事があって儲かっていても最終的に潰れる運命にあるのだと思う。