20年以上前、世間ではバスフィッシングが大人気だった。
自分もバス釣りにハマってしまい、週末は琵琶湖やダムに行き、知らない小さい池も見つけて釣りに行っていた。
琵琶湖を一周しながら釣りをしたり、山口県まで遠征したりと釣り中心の楽しい週末を過ごしていた。
年齢を重ねて周りの友人達が結婚していくと、次々と一緒に釣りに行く人が少なくなっていき、結局自分も結婚してからは一回も行っていない。
あれ程熱中していたのに冷めてしまった....と思っていたが、それは無理やりそう思い込んでいるだけだという事に気がついてしまった。
若い頃に夢中になってやっていた趣味をいつの間にかやらなくなっていたのは、興味が無くなったのではなく、趣味に使える時間が少なくなった...という事だと思う。
１日が48時間有ればいいのに、と思う夕暮れでした。
